2022.10.30
【開催報告】’22/11/4-6 「日独現代美術交流展2022」in München
会期 2022年11月4日〜6日
会場 ニンフェンブルク宮殿オランジェリー(ドイツ ミュンヘン)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社
Exhibition Period: 4 – 6 November 2022
Venue: Schloss Nymphenburg Orangerie(Germany, München)
Organizer: Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD
日本とドイツで活躍する現代の表現者たちの作品が一堂に会する展覧会『日本ドイツ現代芸術文化展2022』が、ミュンヘン(ドイツ・バイエルン州)のニンフェンブルク宮殿にて開催された。
ドイツと日本は、1861年1月24日に日・プロイセン修好通商条約を締結して以来、150年にわたって多岐にわたって交流を結んできた歴史があり、芸術・文化面においては共に手を取り合って成長を続けている。
今回の会場となったニンフェンブルク宮殿は、バイエルン選帝侯の夏の居所としても知られるミュンヘンの象徴であり、2018年に『日欧宮殿芸術祭』が初開催された同協会にとって記念すべき場所でもある。
その2018年以降、世界はコロナやウクライナ侵攻など、さまざまな困難に見舞われてきた。こうした状況下で芸術をはじめとする文化の力に寄せられる期待は小さくなく、とくに洋の東西で文化の牽引役を担ってきた日本とドイツへの注目はいっそう高まりつつある。
今回の展示では、日本の芸術・文芸の各ジャンルで現在活躍中の表現者たちと、ミュンヘンを中心に活動するドイツ人芸術家・文芸作家の作品が集結。
会期中には、ミュンヘンをはじめとしてドイツ中から多くの人々が来場。日本の芸術・文芸の各ジャンルで現在活躍中の表現者たちと、ミュンヘンを中心に活動するドイツ人芸術家・文芸作家の作品に多くの視線が注がれた。とくに週末となった最終日は好天に恵まれたこともあり、およそ2000人もの人々が東西の芸術文化を楽しんだ。
また11月5日には会場で記念セレモニー『文化の夕べ』が行われた。式には在ミュンヘン日本国領事館の前川信隆総領事、ミュンヘン第九地区委員会のアンナ・ハヌシュ委員長をはじめとして、多くの日本とドイツの代表者が出席。2018年の際にもご協力下さった面々も数多く、コロナにより分断された芸術文化交流の復活を印象づける形となった。