2021.03.24
銀座に行ったら寄りたいアートスポット5選
今回は銀座にあるアートスポットを紹介していきたいと思います。銀座はアートの街として広く知られているように美術館やギャラリー、画廊、画材屋さんが多く点在する地域です。
そこで今回は独断と偏見から銀座にあるオススメのアートスポットを5つ紹介して参ります。
資生堂ギャラリー
まず紹介させていただくのは資生堂ギャラリーです。
銀座のギャラリーといえば「資生堂ギャラリー」と連想される方も多くいらっしゃることと思います。というのも資生堂ギャラリーが設立したのは1919年で、日本一番最初に誕生したギャラリーと言われています。銀座がアートの街と呼ばれるようになったのも、始まりは資生堂ギャラリーにあるのかもしれません。
創立当初から今日まで「新しい美の発見と創造」という理念のもとに活動を続けており、現在も若手芸術家の活動を後押しするような展覧会を数多く手掛けています。100年以上にも及ぶ活動の中で実施された展覧会は3000回を超え、ギャラリーとして確固たる地位を築いています。銀座に来た際は日本最古のギャラリーで芸術の新たなエッセンスを触れてみてはいかがでしょうか。
場所 資生堂ギャラリー
時間 平日 11:00~19:00 日曜・祝祭日 11:00~18:00(月曜休館)
料金 無料
HP https://gallery.shiseido.com/jp/
住所 東京都中央区銀座8−8−3 東京都銀座資生堂ビル地下1階
銀座メゾンエルメスフォーラム
次に紹介させていただくのは、メゾンエルメスフォーラムです。
本ギャラリーは言わずと知れた超高級ブランド『エルメス』の運営するギャラリーで、同ブランドの所有するビル『メゾンエルメス』の8階にあります。銀座駅から数分の好立地にありながら比較的混み合う時間帯が少なく、有意義な時間を過ごせるので非常にオススメの場所です。
ただし、個人的には入るのに若干の勇気を必要とする場所でもあります。というのも、同ギャラリーに足を運ぶためには、まず1階のエルメス銀座店を横切る必要があるのです。エルメスで買い物をすることのない私にとっては入るだけでかなり気が引けます。しかし、店舗の一階を通り過ぎてエレベーターに乗り込んでしまえばあとはこっちのものです。太陽の光が多く入り込む静かな場所で、思う存分アートを味わうことができます。しかも入場は無料。海外で注目されているアーティストや独自性のあるユニークな企画が比較的多い印象で、会場の雰囲気や独特な視点から成るアート作品はいつ足を運んでも魅了されます。
敷居が高く入りにくいと感じる方もいるかとは思いますが銀座を訪れた際は絶対に行っていただきたいギャラリーです。
場所 銀座メゾンエルメスフォーラム
時間 11:00~20:00(日~19:00)
料金 無料
HP https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210122/
住所 東京都中央区銀座5-4-1
ギンザグラフィックギャラリー(ggg)
三つ目に紹介させていただくのは、デザインに関わる人にとっては外せないギンザグラフィックギャラリー(通称:ggg(スリーg))です。
本ギャラリーはグラフィックデザインの専門ギャラリーとして長く愛されてきました。会場は1階と地下1階が企画展示室となっており、2階では過去のアーカイブの閲覧が可能です。gggも無料で開かれているのですが展示は非常に密度が濃く有料でないのが不思議なくらいです。
gggは1986年にDNP(大日本印刷株式会社)が文化活動の一環として設立したギャラリー。今年で35年を迎える本ギャラリーは4月から382回目の企画展が開催される予定となっています。過去には田中一光や永井一正、亀倉雄策、佐藤卓などの錚々たるデザイナーの企画展をはじめ、さまざまな切り口から企画が行われてきました。gggは間違いなくグラフィックデザインの現在地を伝える重要な場所と言えるでしょう。
場所 ギンザグラフィックギャラリー
時間 11:00〜19:00 日曜・祝日休館
料金 無料
HP https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/
住所 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
ATELIER MUJI GINZA
4つ目に紹介する「ATELIER MUJI GINZA」は、生活雑貨販売大手の『無印良品』が運営する異色のギャラリーです。
特に生活に則した展示が多くされており、生活に彩りや豊さを与えてくれるような展示が特徴的です。
無印良品は日本を代表するデザイナーが所属しており、中でも日本デザイン界の巨匠である田中一光が無印良品のデザイナーを務めていたことは広く知られています。ATELIER MUJIは田中氏によって命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」というスローガンの元に運営されてきたギャラリーです。現在はATELIER MUJI GINZAとして生まれ変わり、未来に向けたデザイン文化の複合地として、展示のみならずワークショップやギャラリートークなども頻繁に開かれています。
本ギャラリーも無料で見ることができるので、無印良品に立ち寄った際はぜひみておくことをお勧めいたします。
場所 無印良品 銀座店内
時間 当面の間、短縮営業 詳細は、ウェブサイトのお知らせ欄をご確認ください
料金 無料
HP https://atelier.muji.com/jp/
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
ギンザシックス
最後に紹介させていただくのは、GINZA SIX(ギンザシックス)です。
こちらは美術館でもギャラリーでもなく商業施設ですが、施設の随所でアートに触れることができるため、選ばせていただきました。施設内を歩いているとさまざまなアート作品に彩られていることに気が付きますが、中でも中央の吹き抜けは圧巻です。美術館の中では見られないような大規模な作品を無料で見ることができます。
これまでに吹き抜けの演出を草間彌生、吉岡徳仁、塩田千春などが手がけており、足を踏み入れれば巨大な作品に圧倒されることでしょう。2021年4月からは、彫刻家・名和晃平の作品が展示されると公式HPで発表されています。吹き抜けの展示作品は定期的に変更され、何も展示されていない時期もあります。アートを目的に足を運ばれる際は、一度公式HPを見ておくといいかもしれません。
場所 GINZA SIX
時間 ショップ 10:30〜20:30 /レストラン 11:00〜23:00
料金 無料
HP https://ginza6.tokyo/art
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10-1
※尚、今回ご紹介させていただいたギャラリーや施設では新型コロナウイルス感染拡大により時間に変更がある場合もあるので足を運ばれる際は事前に公式HPにて日程をご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
補足
IMSギャラリー
今回の記事が銀座にあるアートスポットだったため、弊社のギャラリー紹介も合わせてさせていただければと思います。
弊社、クリエイト・アイエムエス株式会社が運営するIMS(イムズ)ギャラリーが、2021年3月15日にグランドオープンいたしました。当ギャラリーは作品と鑑賞者との出会いの場として、さまざまな表現者を世に送り出すためのアートスペースです。
現在は『十年の祈り-会津漆器とドイツアーチストの共演-(4/30まで)』が開催中です。2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、ドイツの芸術家たちが東北の工芸作品と交流する展覧会を開催し、復興支援に貢献しました。本展は震災から10年という節目に、改めて彼らの活動を振り返る展覧会です。銀座にお越しになられた際は、ぜひともお立ち寄りください。
場所 IMSギャラリー
期間 〜4/30(金)
時間 13:00〜18:00(日祝休館)
料金 無料
HP www.crater-test.site/ims/
住所 東京都中央区銀座1-22-14 マキエビル2階
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