
2025.04.20
長期休みにこそ訪れたい美術館・博物館7選(+おまけ)
🏛 長期休みにこそ訪れたい美術館・博物館7選(+おまけ)
今回は、まとまった連休のある今こそ行きたい、ちょっと遠方の美術館をご紹介します。
以下に、長期休暇に訪れるのに適した美術館・博物館の連絡先、アクセス方法、宿泊アドバイスをまとめました。各施設の詳細情報を参考に、これからの計画にお役立ていただければ幸いです。
Contents
① 地中美術館(香川県・直島)
安藤忠雄建築 × 現代アート × 瀬戸内の自然

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 直島はアクセスに時間がかかり、予約制でゆったり観覧。宿泊前提で計画したい島旅。 - 見どころ:クロード・モネ《睡蓮》、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの恒久展示。
瀬戸内の雄大な海に浮かぶ安藤忠雄建築を見るだけでも十分に価値があるこの美術館ですが、地中に潜った先で数々のアートに巡り合うという、まさに唯一無二の非日常体験を味わえる場所です。
- 住所:香川県香川郡直島町3449-1
- 電話:087-892-3755
- 公式サイト:https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
アクセス:
- 高松港からフェリーで直島(宮浦港)へ(約50分)。
- 宮浦港から町営バスで「つつじ荘」下車、徒歩約15分。
宿泊アドバイス:
- 直島内の宿泊施設は数が限られているため、早めの予約が必要です。
- 高松市内に宿泊し、日帰りで訪れるプランも検討できます。
② 十和田市現代美術館(青森県)
街とアートが融合する体験型ミュージアム

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 都市部から遠く、現地の滞在時間も長めに必要。青森観光と組み合わせた周遊旅向け。 - 見どころ:草間彌生、ロン・ミュエク、チェ・ジョンファなどによる巨大彫刻やインスタレーション。
十和田の豊かな自然に映える巨大な作品の数々は、まるで別世界にいるような気分になります。
現代アートが多いですが、シンプルに見た目の面白さやスケール感を楽しむことができるので、小さなお子様にも刺さるのではないでしょうか。
- 住所:青森県十和田市西二番町10-9
- 電話:0176-20-1127
- 公式サイト:https://towadaartcenter.com/十和田市現代美術館 | Towada Art Center
アクセス:
- JR東北新幹線「八戸駅」から十和田観光電鉄バスで「官庁街通」下車、徒歩約5分。
- または「七戸十和田駅」からバスで「十和田市現代美術館前」下車。
宿泊アドバイス:
- 美術館周辺にはビジネスホテルが点在しています。
- 「スマイルホテル十和田」や「スーパーホテル十和田天然温泉」などがアクセス良好です。
③ 大原美術館(岡山県・倉敷)
日本初の本格的な西洋美術コレクションを有する美術館

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 美観地区散策とセットで1日楽しめる。古き良き街並みに滞在してじっくり鑑賞したい。 - 見どころ:エル・グレコ《受胎告知》、モネ、ルオー、藤田嗣治など。
明治の西洋芸術を代表するパトロン大原孫三郎。彼が私財を惜しみなく投じて築き上げた珠玉のコレクションが勢揃いする大原美術館は、モネ、ルオー、藤田嗣治、ルソーなど、まさに錚々たる名画が見られます。中でもエル・グレコ《受胎告知》は必見です。
- 住所:岡山県倉敷市中央1-1-15
- 電話:086-422-0005
- 公式サイト:https://www.ohara.or.jp/おおはら
アクセス:
- JR山陽本線「倉敷駅」から徒歩約15分。
- 車の場合、山陽自動車道「倉敷IC」から約20分。 miho.jp+3おおはら+3島根県へ行こう!+3
宿泊アドバイス:
- 倉敷美観地区周辺には旅館やホテルが多数あります。
- 観光と合わせて宿泊するのがおすすめです。
④ 青森県立美術館(青森県)
白い建築空間に広がる東北のアート

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 駅や空港からもやや距離あり、雪解け後の春から訪れやすくなるため。三内丸山遺跡とセットが◎。 - 見どころ:奈良美智《あおもり犬》、棟方志功、成田亨(ウルトラマンのデザイン)など。
- 住所:青森県青森市安田字近野185
- 電話:017-783-3000
- 公式サイト:https://www.aomori-museum.jp/
アクセス:
- JR青森駅から市営バスで「県立美術館前」下車、徒歩すぐ。
- 車の場合、青森自動車道「青森中央IC」から約15分。
宿泊アドバイス:
- 青森市内中心部のホテルを利用すると、他の観光地へのアクセスも良好です。
⑤ 足立美術館(島根県)
日本庭園と近代日本画の極致

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ アクセスが不便で車移動またはシャトルバス必須。周辺には宿泊施設も少ないため、日数に余裕がある時向け。 - 見どころ:横山大観を中心とした日本画コレクションと、20年連続「日本一」とされる日本庭園。
- 住所:島根県安来市古川町320
- 電話:0854-28-7111
- 公式サイト:https://www.adachi-museum.or.jp/
アクセス:
- JR「安来駅」から無料シャトルバスで約20分。
- 車の場合、山陰自動車道「安来IC」から約10分。
宿泊アドバイス:
- 安来市内や松江市内のホテルを利用すると、他の観光地へのアクセスも便利です。
⑥ 国立アイヌ民族博物館・ウポポイ(北海道・白老町)
日本で唯一のアイヌ文化のナショナルセンター

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 北海道南部の白老町にあり、札幌や新千歳からも移動に時間がかかる。 - 見どころ:アイヌの歴史、文化、言語の多面的展示。屋外では伝統儀式や演奏体験も。
住所 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
- 公式サイト: https://ainu-upopoy.jp/
- 連絡先: 0144-82-3914
- アクセス:
- JR白老駅から徒歩約10分。
- 道央自動車道・白老ICから車で約10分。
- 宿泊アドバイス:
- 白老町内や登別市内に宿泊し、
⑦ 杉本博司・江之浦測候所(神奈川県・小田原)
「建築=時間と空間の舞台装置」を体現した空間芸術施設

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 完全予約制・見学時間制限あり、半日〜丸1日かけて訪問。アクセスも車または本数少ないバス。 - 見どころ:春分・秋分の光、能舞台、茶室、石舞台などを含む総合芸術空間。
🌿 番外編:開館日が限定される美術館
MIHO MUSEUM(滋賀県)

- なぜ長期休みにおすすめ?
→ 春と秋の短期開館、山間にありアクセスも不便。開館時期と休暇が一致するタイミングを狙って行きたい。 - 見どころ:ルーブル所蔵級の古代美術、貴重な仏教美術、建築家I.M.ペイ設計の幻想的空間。
山中にある幻想的な建物へのアクセスそのものが、一つの芸術とも言えます。
展示作品は日本やアジアの伝統的な作品が多いものの、なぜか新鮮で現代的な印象をもたらしてくれます。 - 住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
- 電話: 0748-82-3411
- 公式サイト: https://www.miho.jp
【公共交通機関を利用する場合】
- JR「石山駅」(琵琶湖線)南口から、MIHO MUSEUM行き直通バス(帝産バス)あり
※所要時間:約50分(運行日は公式サイトで確認) - JR「貴生川駅」または「信楽高原鐵道 信楽駅」からタクシーで約20〜30分
【車を利用する場合】
- 新名神高速道路「信楽IC」から約20分
- 名神高速道路「瀬田西IC」から約40分
※無料駐車場完備(普通車300台、大型バス対応可)