2021.09.09
【開催報告】日本タンガーミュンデ友好展 エルベ芸術の絆2021
作品展示 2021年7月31日〜8月31日
会場 ザルツ教会、ジプトロースギャラリー(ドイツ・タンガーミュンデ)
時間 10:00-19:00
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社
Exhibition Period: 31 July – 31 August 2021
Venue: Salzkirche, Ausstellungskontor Siptroth (Bruxelles, Belgium)
Opening Hours: 10:00-19:00
Organizer: Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD
【開催報告】日本タンガーミュンデ友好展 エルベ芸術の絆2021
日本とドイツの架け橋となった現代日本芸術家を称える芸術展『日本タンガーミュンデ友好展 エルベ芸術の絆2021』が、“北ドイツの古都”タンガーミュンデで開催された。本展は、日独友好160周年を祝し、日本の芸術および文芸を紹介する展覧会として開催された日本とドイツの文化交流事業である。
タンガーミュンデでは日本とドイツの交流展が定期的に開催されてきた歴史があるものの、2020年に発生した新型コロナウィルス感染症の影響により、昨年は一時中断を余儀なくされていた。2019年以来の開催となった本展にはリピーターの愛好家も大勢訪れ、久々に目にする日本の芸術・文芸に多くの視線が注がれた。
今回の展示は、ジャンルの枠を超えて選出された日本とドイツの現代芸術家・文芸作家の作品で構成されている。いずれも協会の審美眼に敵った素晴らしい作品で、ソーシャルディスタンスの都合で入場人数が制限されたにも関わらず、会場は大きな期待を上回る驚きと喜びに包まれた。
また、7月31日には記念セレモニーが開催された。市長代理として出席した文化・社会問題担当所長のアンカ・ベルトカウ氏は、スピーチで本展の実現のために尽力した国内外の人々を労うとともに、この地に再び到来した日本芸術・文芸の作品とその作者たちを賞賛した。また、独日協会ベルリンの局長カトリン・スザンネ・シュミット氏は、展覧会の実現に感謝の意を示す一方、日本とドイツとの距離が芸術文化を通じて確実に縮まっていることをスピーチした。
本展は8月31日に無事終了。会期中には、コロナによる困難な時期にも創作活動に取り組み続けた日本の芸術家・作家たちに賞賛の声が寄せられるとともに、今後もタンガーミュンデ市との文化交流を発展させていきたいとのオファーを寄せられた。
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