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「西山美術館大賞受賞記念　六條えみ展」が2020年12月16日から20日にかけて西山美術館（東京都町田市）にて開催された。本展は今年10月、西山美術館で開催された個展が好評を博し、「西山美術館大賞」を受賞した記念として再度開かれた個展である。作品は新作を含む１５点が展示された。

六條えみ（本名 福島恵美子）は、静岡県在住のアクリル洋画家。独自の世界観を感じさせる色彩や大胆な構図は、世界各国から注目を集めている。彼女は作品から「明快かつ軽快なし表現から喜び、楽しみ、色彩を重視した表現から哀愁や愁いを感じて欲しい」と語る。

六條氏は、師範である河口楽土師の作品を見たことを契機に、絵画の道に開眼。当初は水墨画から学び、次第に油絵、アクリル画へと変化し表現の幅を広げていった。技法や使用する画材が変わっても彼女は自身の喜び、楽しみを表現するという作品上に現れる信条は一貫している。

新型コロナウィルスが猛威を振るう中で開催された本展では、個々の作品が一層の輝きを放っていた。それはまるで閉塞感漂う今日の社会に向けて、多くの方に活力を与えたいという六條氏の思いが作品に投影された形である。2021年も国内外での作品発表を控えている。今だからこそ、六條氏の作品が放つ喜びや楽しみを作品から感じてみてはいかがだろうか。

六條えみ 公式サイト https://www.rokujyoemi.com/

六條えみ 提携ギャラリー

株式会社Apollon　https://apollon-broderie.jp/

アポロンギャラリー　https://www.walls-tokyo.com/