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宇都宮で青春時代を過ごした3人の画家たちの展覧会が、栃木県総合文化センター（栃木県宇都宮市）にて開催されました。

画家の福井満氏・磯桂章氏・酒井淳氏は、いずれも宇都宮工業高校建築科の出身です。共に美術部に所属し、互いに切磋琢磨して絵の腕を磨いてきました。

本展は、そんな青春時代を同じ美術部で過ごした盟友たちが再び思い出の地である宇都宮に集い、それぞれの創作活動の成果を一堂に披露する場として企画されたものです。

本展では、近年の代表作を中心に、３人がそれぞれに深化させてきた表現が一堂に会し、来場者たちも三者三様の芸術に思わず魅入っているようでした。

会期最終日には、栃木県知事 福井富一氏にもご来場くださり、出展者たちの創作に対する熱意に深い関心を寄せてくださいました。

福井氏は91歳、磯氏と酒井氏は88歳とのことですが、会期を締めくくるにあたり「今後もそれぞれの道を歩みながら、時にこうした形で再会し、互いに刺激を与え合える関係を大切にしていきたい」と、さらなる創作への邁進に意欲を見せてくれました。

『福井満・磯桂章・酒井淳 三人展』
2025年4月10日（木）〜14日（月）
栃木県総合文化センター（栃木県宇都宮市）