2026.07.27
【開催報告】日本ケベック友好展 2026
会期 2026年9月4日(金)~7日(月)
会場 ロス=ゴードロー・クルーズターミナル(Terminal de croisières Ross-Gaudreault)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会(JEPAA)
後援 在モントリオール日本国総領事館/キャップ・ルージュ芸術活動推進協会
日本ケベック友好展 2026
日本とケベックの芸術・文芸文化交流を目的とした『日本ケベック友好展2026』が、2026年9月4日から7日まで、カナダ・ケベックシティのロス=ゴードロー・クルーズターミナルにて開催されました。
本展は今回で第5回を迎え、2023年以来、3年ぶりの開催となりました。日本画、水墨画、書などの伝統美術から、洋画、工芸、写真、和歌、詩文まで、日本代表作品203点が出展されました。また、画家のノリコ・イマイ氏、フランソワ・デアルネ氏をはじめ、ケベックの現代芸術家・文芸作家の作品も集い、両地域の多彩な表現が会場を彩りました。
フランス文化の影響を色濃く残すケベックシティは、歴史ある美しい街並みで知られる北米の古都です。会場となったロス=ゴードロー・クルーズターミナルは、セント・ローレンス川に面するポアント・ア・カルシー地区に位置し、世界遺産のケベック旧市街を間近に望む、国際交流にふさわしい舞台となりました。
9月4日の開幕当日は、平日であいにくの悪天候となったものの、多くのケベック市民や芸術関係者が来場しました。日本への渡航経験を持つ方や、日本文化・芸術に深い関心を寄せる方も多く、作品を熱心に鑑賞する姿からは、現地における日本の芸術・文芸への関心の高さがうかがえました。
同日17時からは、ヴェルニサージュ(記念セレモニー)が開催されました。キャップルージュ芸術活動推進協会会長のスザンヌ・レトルノー氏、ケベックシティ市議会議員のヤニック・フォートゥー氏をはじめ、ケベックの芸術家を代表してノリコ・イマイ氏、フランソワ・デアルネ氏、ジャン・イーブ氏らが出席しました。
セレモニーでは、チェロと2本のヴァイオリンによる弦楽三重奏が奏でられ、出席者にはワインが振る舞われました。また、漢詩作家・出田白穂氏と書家・平中祐華氏による漢詩と書道の共演が披露され、日本の言葉と書の表現が来場者を魅了しました。
会場では、日本とケベックの芸術家・文芸作家、来賓、来場者が和やかに交流し、終始笑顔に包まれました。回を重ねる中で育まれてきた信頼と友情を、あらためて実感する機会となりました。
翌5日も多くの来場者を迎えました。この日はケベック旧市街のアートギャラリー街で25周年を記念するイベントも開催され、周辺地域の賑わいとともに、本展にも多くの人々が足を運びました。
会期を通じて、Facebookや在モントリオール日本国総領事館の情報、出展者の特集サイトなどを通じて本展を知ったという声も聞かれました。継続して来場する方々に加え、初めて本展を訪れる方々との出会いも生まれ、文化交流の輪がさらに広がりました。
本展は4日間にわたり多くの来場者を迎え、9月7日、盛況のうちに閉幕しました。2027年のケベック州政府成立160周年、2028年の日本とカナダの外交関係樹立100周年という節目を前に、芸術・文芸を通じた友好を一層深める展覧会となりました。
本展の開催にあたり、ご出展いただいた芸術家・文芸作家の皆様をはじめ、開催にご尽力いただいた関係者の皆様、そしてご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
今後もJEPAAは、芸術・文芸文化を通じた国際交流のさらなる発展と、日本とケベックをはじめとする世界各地との友好の架け橋となる活動に取り組んでまいります。





